バイクの個人売買【取引キャンセルのトラブル】

トラブル事例5

解説する人

ここでは、バイクの個人売買の際に起こる、取引キャンセルに関するトラブルについてご紹介します。自分のバイクをやっと見つけたバイクの買い手に売ることができると思っていたのに、買い手が「中古バイクはトラブルが心配なので買うのはやっぱりやめる」と言ってくることがよくあります。

ケースその1

注意マーク

Rさんはネットで知り合ったSさんから、中古のバイクを10万円で購入することにしました。実際に会ってバイクと代金を直接取引しましょうと言うことになりましたが、お互いに距離が遠く離れていたために、苦労して日時と場所を決めました。Rさんはバイクを積むための軽トラックも借りることにし、手配も済ませていました。
ところが、Sさんから「やっぱり別の人に売ることにします」という連絡が…。自分としては代金の10万円をもう用意していたし、書類なども準備していたのに、一方的にキャンセルって…。

〈相手の都合で取引が急にキャンセルになることも〉

個人売買はお互いに信用して取引を進めていくというのが基本です。ですが正式に契約を交わしたわけでもありませんし、相手の急なキャンセルもありえます。

取引が個人同士の場合には、仮にトラブルが起こったとしても、お互いに話し合って解決するしか方法はありません。今回のケースの場合は実際に代金を支払ってはいないものの、準備を色々としていただけに残念です。

こうした準備以外でも、あまりに取引までに時間がかかってしまうと、市町村役場などで取得した書類などの期限が切れてしまう場合もあります。

ケースその2

Tさんはネットで知り合ったUさんに、バイクを売ることにしました。ちょうど新しくバイクを買いたいと思っていたところだったので、売ったバイクの代金を新車の頭金にしようと計画を立てていました。

ところが、取引がもう少しで完了という時になって、「お金のめどが立たなかったので、今回はバイクの購入を見送ります」との返事がUさんから来ました。
Tさんはもうバイクは売れるものと信じて、新車のバイクの購入手続きを進めていました。
できればこのままバイクを売って、頭金にしたかったのに…と、Tさんは困っています。

〈自分が売りたい、買いたいと思った時に取引できるとは限らない〉

これもよくある個人売買のトラブルです。自分が売りたい、と思ったタイミングでバイクが売れるとは限りません。どうしてもお金が必要だと言うときに、今回のケースのように取引が流れてしまうのはとても残念なことです。逆もまたあり得ることで、自分が買いたいと思うバイクに出会えるかどうかは、確率としては低いと言わざるを得ません。

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